2008年05月08日

良書:挑むリーダーたちへ:村田昭治

◆21世紀型企業の基本的な哲学

 ・生活者の声を製品やサービスに反映させ「常に人間性を重視すること」
 ・社会貢献の視点にたって「環境問題には特に敏感な」企業風土と哲学を持つ
 ・信頼される企業になるために「倫理を確立し開かれた企業」を目指すこと

◆リーダーの使命と役割

 ・リーダーの決め手は社会的な使命、ミッションをしっかり持つことである
 ・使命はシンプルで凝縮されているほど組織全体に浸透し徹底しやすい
 ・どの時代も最も開発の可能性がある経営資源は人つまり人間の精神である
 ・不祥事の多くは企業本来の使命感を忘れた数字のみの目標に起因している
 ・破壊力をもつリーダーは組立力も強い 
 ・今までの古い体質を破壊し新しいしくみを創るこの能力がとても大切だ
 ・真の破壊力は熱い気持ち地道に勉強を続けてきた忍耐と蓄積がある

◆輝ける企業を創るための緊急経営課題

 ・社内規約を明るく創りなおす特に競争でなく協力関係を重視する
 ・今日、この瞬間を大事にし「快適な人間関係をつくりあげる」
 ・現実の認識や判断は現場を見て考えること「3現主義の徹底」
 ・管理業務とポストを最少にすること
 ・主体的に考え自発的に行動する人つくり
 
◆人間は学ぶ心を忘れると必ず横柄になる

 ・学ぶ行為が人間の深さやさしさをつくる
 ・トップが学び続け教育に力を入れ人つくりに燃えなければならない
 ・変革力は打算のない善意、好意、情熱から生まれる
 ・人間の潜在意識を顕在化させるには熱いテーマが必要である
 ・よい事をはじめるのに遅すぎることは決してない
 ・人生に夢があるのではなく夢が人生を創る
 ・未完成だから未来があり勇気をもち想像力を働かせていくことができる

◆日本人の魂を奪ったマニュアル化標準化の概念

 ・文明主義(モノとマネー社会)は進んだが人間の精神は退化した
 ・「マニュアル・標準化」この概念がが日本人のよさを無くした諸悪
 ・理由は@深く考えるA修羅場をくぐるBよく学ぶ・・・のどれも体験させなくした

 ・今日、組織の幹部の多くがこの概念でしかものごとを捉えない悲劇がある

◆リーダーが学ぶべき大切なこと「文化」

 ・合理性から離れた文化には個客が感動する価値を創造するものがある
 ・文化とは「歴史・哲学・風俗・民族・人間・生活・くらし・生き方・遊び方・・・」
 ・今後のキーワードは「魅力とセンス」会社の魅力、商品の魅力、人間の魅力
 ・人間を大事にできない社会は愛情や信頼といった最も大切な心がつくれない 

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2008年04月29日

良書:心が軽くなる本:山崎房一

■心の健康は与える愛をもつこと(奉仕の精神が大事)
 
 ・何かに取組もうとする積極的な心は根底に対象となる目標や愛がある
 ・愛には与えられる愛と与える愛がある(愛は意志である)
 ・与えられる愛を持っているとき心はゆれるが与える愛はビクともしない
 ・一方通行の与える愛の代表が奉仕の精神であり最も心が晴れる
 ・代償を求める愛は落ちこみ症候群の原因となる
 ・落ち込みを防止するには無償の愛、奉仕や一方通行の愛に目覚める事
 ・人間関係で愛を喪失すれば倦怠、憎しみ、嫌悪の感情が芽生える

■精神的に疲れる原因である「心理状態の自己診断項目」

 □・自分の利益を最優先させている:自己中心(自分から離れる)
 □・モノゴトを大げさに考えている:恐怖の心理(楽観主義)
 □・他人の意見や考え方に支配されている:自分で決断できない
 □・有害な矛盾心理に犯されている:二律背反(タバコと健康)
 □・他人の分まで責任をとろうとしている:自己責任意識の強すぎ
 □・被害者意識や自己愛が強すぎる
 □・ムリな目標を設定している:(ムリ、ムダ、ムラの理解を)
 □・罪の意識に囚われている:嘘・盗・怠(動機は善か)

  上記の項目に複数合致する人は深刻になる前に気分転換が必要

■受身的態度が被害者意識や猜疑心を拡大する

 ・自分で何も決断せず結果だけに期待をよせる態度を受身的という
 ・主体的な生き方と比べ受身的な生き方は幼稚性を引出す
 ・このタイプは期待した結果が得られないと不機嫌、すねる、意地悪となる
 ・期待が外れた時、他人に対する疑いや被害者意識が強くなる

■ホンネのことばがこころと意識をつなぐ

 ・ことばがなければ心(無意識)と意識(大脳)の交流ができない
 ・この心と意識をつなぐパイプが「ホンネ」という言葉である
 ・感情や本能は「ことば」によって大脳(意識)の伝えられる
 ・例えば空腹感と何か食べようという意識はことばによってつくられる
 ・ホンネは感情に直結しているが、タテマエは感情とは違うことば
 ・タテマエは自分の心を裏切ることばであり心の病にかかりやすい
 ・自分の心を裏切るホンネでない言葉は人の心を動かさない

■マンネリの怖さ

 ・マンネリとはいつも同じ事を繰り返すために徐々に新鮮な感情を失うこと
 ・継続が力になるのは同じ事を繰り返しても真剣かつ工夫して行なった時
 ・ワクワクする躍動感が消え無味乾燥な倦怠感が広がる
 ・刺激が乏しいため大脳や精神の働きが低下し緊張感が低下
 ・緊張感がない状態は心の余裕があるということである
 ・この余裕を上手に対処しないと不愉快な事ばかりが気になってくる
 ・この結果話の中心が愚痴や言い訳、被害者意識が多くなる
 ・危機への対応や若さを保つ好奇心などの機能がすっかり錆付く
 ・マンネリという罠にはまれば心のゆき着くところは無気力、弱気、不平、不満
 ・「人間は暇になるとロクなことを考えない」と言ういわれの元
 ・何かに熱中している人は決して悩まない


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 連絡・・・次回の投稿は5月8日(木)の予定です。ゴールデンウィークを楽しんでください

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2008年04月24日

選書:人心の時代:村田昭治

◆健康企業とは自己反省する心
 
 ・他社と比較して品質が弱いとか価格が高過ぎるという疑問は容易である
 ・どんなにいい商品であっても品質やコストだけでは売れない大切なのは「奉仕の心」
 ・顧客に対して「奉仕の心」が充分であったかの反省は心の健康問題
 ・自らの欠点や弱さが解ってどう克服すればよいかを自覚し反省することが心の健康
 ・反省の心が足りなければ問題意識は確実に薄れ態度になってあらわれる

 ・問題意識が薄れると「貢献」という責任ある行動は決して生まれてこない
 ・世の中で一番大切なことの一つは「貢献」かつ「美」と言うこと
 ・ある目標を建てるとそれを実現しようという気持が鼓舞される (マクレランド論)
 ・何かに没頭し真剣に取組んでいる努力、人生の総和がその人の幸せである
 ・真剣に取組んでいる日数や総和が大きいほど幸せな人生と言える

◆相談するには先ず自分が知恵を身につける

 ・人に好感を持たれるには知恵がなければならない
 ・知恵は思いつきではないロジックがなくてはならない 
 ・ロジックは読書などでしっかり勉強した中からしか生まれない
 ・知恵を身につけるには人の話をしっかり聞きよい読書をしなければいけない
 ・更に自分の職業、価値観、立場からエキスのみを残し蓄積していくことが大切
 ・ここに到達するには長年の読書と長年の努力が必要である
 ・相談できるのは自分が力を持っているからであり、力がなければ相談はできない
 ・天国と地獄の違い『1.5mのお箸』の逸話は相手を優先する心の持ち方の教え
 
◆企業が成長するための条件
 
 ・事業計画がライン主導型の積上げ方式では新しい発想は出ない
 ・トップが社会における存在意義を明確化し全従業員が社会との対話を絶やさない
 ・市場の声をていねいに聞く、教えをこう姿勢、社外情報をモニターし確実に分析する
 ・分析結果は未来に焦点を合せる、それを実現するために今何が必要かの自問と決断
 ・一所懸命に働くことは美徳であるがその前に一所懸命に考えるという習慣が大事
 ・技術的な専門性を磨きあげ卓越した強みをもつ
 ・どこに出しても恥ずかしくないものを提案し商品化する開発者の熱意、創造性
 ・間違ったらすぐに直すことができると言う柔かい体質つくり

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2008年04月22日

選書:仕事と経営の極意:村上氏

◆パラダイムの概念と経営者の役目
   
 ・ある時代における特定組織や社会の支配的なものの見方や考え方(広辞苑)
 ・特定の国家や社会、組織が根底に抱いている最も基本的な考え方やり方
 ・統一された信念の体系であり組織や共同体においてそれを通して見るレンズ
 ・例えば「価値観・女性観・倫理・ビジョン・基準・ルール・制度・規範・見本等…」
 ・あるパラダイムの中では、ほかのパラダイムを創造することさえ難しい:スミス

 ・不安定で激動の時代はパラダイムシフト(変化)が起きているためである
 ・企業の栄枯盛衰や成果の良否はパラダイムシフトにどう適応してきたかで決まる
 ・生活や経営の破綻の多くがパラダイムシフトの不適応からきている
 ・経営の本質はパラダイムの変化に適応しその機会を生かすことである
 ・パラダイムそのものを創造、開拓、活用していく営みが経営者の役割である

■パラダイム変化への対応は自己組織化

 ・人間や社会や組織は本来複雑系の組織である
 ・現在の組織はマニュアルや上からの命令で仕事をする単純強制型の組織
 ・強制型の組織と人は柔軟性が欠け応用行動や異常事態には全く機能しない
 ・複雑系世界の代表的な組織の形態が「自己組織化の概念」である
 ・自己組織化とは混沌とした中から自律的にある秩序が形成されていくこと

 ・混沌とした中から生まれる秩序は柔軟性に優れ応用行動や異常事態に適応できる
 ・自己組織化は「あるきっかけ」に反応する形で進展していくものである
 ・管理者が意識的に「きっかけ言動や気づきで働きかける」ことから自己組織化が進む 
 ・例えば一人が明るく大きな声で挨拶を始めた…それが明るい職場に向かう
 ・自己組織化を実現させるためには組織の壁を打破することは絶対条件となる

◆パラダイムシフト発生の事例
 
 ・製造・・・まとめて多く作るから「必要なものを必要な量のみ」
 ・思想・・・単純系から「生体系、複雑系」
 ・政治・・・規制強化から「規制緩和」
 ・管理・・・指示命令から主体性の発揮、自己判断、自己責任へ
 ・組織・・・ピラミッド階層型の強制組織から自己組織化
 ・人口・・・ピラミッド社会から超高齢化社会へ
 ・経営・・・取締役制度から執行役員
 ・成長・・・協働チームワークの生産性から個人の突出創造性
 ・情報・・・会議スタイルからインターネット
 ・経済・・・インフレ経済からデフレ経済へ


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2008年04月17日

良書:異端パワー:林

◆個人が職業能力を高める必要性
 
 ・日本企業はきわめて同質性の高い組織であり異質から学ぶ事が苦手
 ・同質性重視の価値観は異質なものは危険視し排除する傾向が強い
 ・日本人にとって「違い」は「間違い」なのである
 ・企業の存続の鍵は個人の創造力の発揮であるが同質性こそが異常だ
 ・経営環境の激変に柔軟に対応できる組織の実現は絶対条件である
 ・この解決は社員の『職業能力』を向上させ市場価値を高めることだ
 ・これに成功すれば個人や企業は変化対応能力が向上しリスクは減る
 ・その理由は環境が変化に応じて個人が常に学び続けるからである

◆社員が新たなスキル(多能化)を身につける効果

 ・個人への教育支援でモチベーションが高まり生産性が向上
 ・新たなスキルを身につけたことで社内の異動や転職がしやすい
 ・リストラの実施も個人の被害が最少となり決断しやすい
 ・特定の職種で人が不足しても社内で見つかり機動性に富む
 ・解雇されたり、自分職務がなくなってしまうと怯える必要がない

◆市場価値を高める個人の基礎的な4つの職業能力(転用可能スキル)

@・コミニケーション能力
 
・人の意見を正しく「聞く、理解する、評価する、質問する」等の能力
「論理的な議論」「効果的にデーターを示す」「熱意と関心を示す」「必要な質問力」「適切な事例を示す」「自分の哲学(考えの基軸)」

A・問題の解決能力
 
「問題の明確化」「情報を分析する」「情報から推論(演繹・帰納)」「創造的な方法を考える」「可能な解決方法を調査」「情報を評価し判断する」「観察や実験をする」「結果から反省」

B・チームワーク
 
「他人の意見を聞く」「自分の役割を認識する」「他人を理解し協力する」「意見を明らかにする」「建設的な評価力」「交渉し相手を説得する」「他人を激励し勇気つける」「歩み寄り調整する」

C・管理する。まとめる
 
「目標に向けた計画を立てる」「目標を定め評価する」「目標を見直す柔軟性」「すみやかに意志決定する」「持続的な努力」「効果的な時間管理」「積極的な実行」「プロセスの記録と反省」「効果的な進捗状況の整理と報告」 

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2008年04月15日

選書:「元気」:「生きるヒント」等:五木寛之

◆考え方の成立ち

 ・考え方の成立ちは「感じること」と「知ること」にはじまる
 ・感じて知れば人は考え方と行動が変わる
 ・「なるほどそうか・・・」と思えばもう変わっている
 ・従って人生は「感じること」と「知ること」この2つで変わる
 ・日々新しさを感じたり知るには積極的な行動や素直さが何より大事

◆人間は物語に感動し共感する

 ・この世の出来事(モノゴト)はすべて「物」と「物語」で成立つ
 ・物(物理)の世界は物語をつくる手段である
 ・物(物理)は証明されなければならないが物語は共感が大事
 ・人間は「物語を信じて生きる」生きものである(宗教はその一つ)
 ・自分の人生を物語で語れるようになればもう立派な生き方である
 ・物語にまで発展させるには何事も一貫性がなくてはならない

◆人間が持つ三つの働きとは

 ・人間が持つ三つの働きとは「体力」「脳力」「気力」である
 ・体力とは「身体」、脳力は「こころ」、気力は「魂」と言うこと
 ・元気とは気力であり自分らしさを発揮する「魂」ことである
 ・「脳力」は意思や理性といった「知性」と喜びや怒りと言う「感情」で成立つ

◆不安は生命力の母

 ・不安は人間の優れた警報器である
 ・不安は電車を動かすモーターに流れる電力のようなもの
 ・不安は人間らしく生きようとする心の余裕から生まれる
 ・不安は生きる力そのものである
 ・人は泣きながら生まれてくる(リヤ王)


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2008年04月10日

良書:まわりみちの極楽論:玄侑宗久

◆人間の心理状態に仏教の六道あり
 
 ・人間関係が悩みの種になっているのが人間(ジンカン)である
 ・この世の住み心地は人間関係いかんで一変する
 ・仏教には人間の心理状態として『地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・ 天」の六道がある
 ・最悪の人間関係の表現が『地獄』その前が『餓鬼・畜生・修羅』
 ・好きになった人のことは理解に努めるし理解できなくても認めようとする
 ・他人に対する認識は好かれることを優先すれば言葉や行ないを自ずと慎む
 ・『ありがとう』を先に言えば意識(脳)が感謝すべき事柄を探し出し人間関係を良くする

◆人生を物語にする

 ・物語とは自分が貫いた一貫性ある過去の凝集された話しである
 ・物語がないと自分も他人も把握することができない
 ・一つの文章をつくるのに最も必要なことは一貫性である

◆自分を変えたければ

 ・自分を変えたければ変えようと思わず、何か新しいことを始めるだけでいい
 ・体が言うことを聞きやすい言葉がある、それは「現在完了形表現」を使うこと
   「涼しくなってきた」「元気が出てきた」「人前で話ができるようになった」
 ・創造性と言うのは常に反社会的である可能性が高い(覚悟が必要)
 ・近代社会で分業にしている部分を少しでも自分でやるとかなり面白い遊びになる
   「料理でも菜園から始めると相当遊べる」
 ・直接みることのできない因果律のことを「お陰様で」と呼ぶ

◆貴重な経験と勘

 ・若い時の勘は非常に思いこみが強く総合的とはほど遠く人を傷つけやすい
 ・総合的な判断力とは「勘」である人間は年とともに「総合的な勘」は向上する
   (直感や勘は体験がなければ働かない、多くの体験大事)
 ・人間の遺伝子は5%程度しか目覚めていない(これも体験で目覚める)
 ・苦労し乗越えたと言う体験は新しい遺伝子の目覚めと考えるべき
 ・「何事も心を楽しく受けとめる」ことができるような修養が極楽の入り口
 ・自分に起こることはすべて積極的な意味があるという生き方が大切

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2008年04月08日

良書:修養:新渡部稲造

◆勇気の修養は正義に基礎を置くこと

 ・臆病な人はたいてい神経質な人が多い
 ・神経質であるから気転が利き小利口であるように見える
 ・勇気ある人は一般的に無神経かと思われる人に多い
 ・勇気の修養には「恐怖心、困難、苦痛」に対する克服が必要である
 ・勇気を鼓舞するには偉人の伝記や正義に関する読書の力が大きい
 ・勇気には進むばかりでなく退いて守る勇気も必要である
 ・継続し一事に通ずれば万事に効く、臆病者も熟達により大胆になる

◆克己の工夫

 ・克己とは普通自分の悪いところに勝つという意味である
 ・克己の程度を判断するのは常識の力この常識力向上が何よりも大切
 ・行いの背景や動機を正しく認識すれば克己のレベルは必ず上がる
 ・人の行為を促す4つの動機とは「色情、名誉、権力、利益」を言う

◆貯蓄の意義と要素

 ・貯蓄には「金銭、体力、知識、精神、徳」の5つがある
 ・後日のために予め貯蓄に励む人は、大変頭脳の進歩した者である
 ・貯蓄心ある者は皆善良の人で耐え忍ぶ力が備わっている
 ・子供は知能が未発達のため今日、明日と言う区別が解らない
 ・野蛮人は余裕も無ければ貯蓄もなくその日くらしである
 ・知能が発達するほど時間と空間に対する理解が広く深くなる

◆順境と逆境の心得

 「順境の人の警戒すべき危険」

 ・人に誉められたりすると得意になり傲慢になりやすい
 ・自ら安ずる考えが起こりその職を怠る
 ・順境に達したる後は関係者の恩を忘れやすい
 ・権利があるかのごとくわがまま勝手を言い出し不平をもらしやすい
 ・調子に乗り、しなくてもよいことまで行なう

 「逆境者の受けやすい危険」

 ・ヤケになり一生を不幸に過ごす過ちを犯しやすい
 ・ヤケは短慮の人に多く遠く、大きな目標のある人はヤケにならない
 ・狭少の心を持つ人は善をうらやみやすい
 ・天と他人と自分を怨み、同情心を失い、自分の心に傷を受けやすい

 逆境の過ごし方生かしかた

 ・逆境は自他に対する試金石 艱難を克服する修養である
 ・逆境の時は退いて冷静に思慮する
 ・逆境の時は「もう少しで超えられるのだ」と思って進むがよい
 ・逆境の心境を親友に打ち明け、その理由を己に反省する
 ・「同情」「感謝」「寛容」と言った本当の人間味が身につく

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2008年04月03日

未来予測が…の法則 :日下公人

◆流行に関する5種の人間 (M・ロジャース)

 ・革新者・・・挑戦、創造、個性等を好む人達 2.5%
 ・初採用者・・・社会的尊敬が生きがいの人々 13.5%
 ・大衆・・・コンセンサス、無難第一、慎重、熟慮 68%
 ・伝統主義者・・・伝統的、文化を守り担う 16%

◆五感の法則

 ・神経密度で並べると「@視覚 A聴覚 B味覚 C嗅覚 D触覚」の順
 ・人は豊かさと共に目、耳の満足から舌に移り最後は「匂いや肌触り」に移る
 ・視覚や聴覚を満足させる商品は大量生産が可能である(テレビや音楽等)
 ・味覚、嗅覚、触覚はコピーをして大量につくるには難しい
 ・特に「匂いや肌触り」にこだわるようになると「本物志向」になる
 ・匂いが一番本能に直通する、匂いをかぐとすぐに寄ってくる(鰻屋商法)
 ・上記の法則から相手の理性を無くすには
   @単調なリズムの繰り返しAアルコールBセックス・・・で攻める

◆帰納法と因果の法則

 ・帰納法はあらかじめ解答は用意されていないので創造性に富む
 ・帰納法はムダが多いが楽しい思考法でもある
 ・演繹法は結果が先にありムダもなく目的達成に最も合理的な手法
 ・因果の法則「善くも悪くも何かに使ったエネルギーは同じだけ自分に戻る
 ・身辺のできごとを因果律と考えるようになると理性を超えた人間になれる
 ・好き嫌いを明確にするのは個性があるということだが大人と見られない

◆明るさの効果

 □・人間関係をよくし営業成績がよくなる
 □・明るさは遊び心をもった人がいるかいないかで左右される
 □・暗い印象の店は必ず成績が落ちる(人が寄らない)
 □・あいさつや花を飾ったりして人の気持を変えるゆとりのある人を大切に
 □・責任の転嫁や暗い心はアイディアが出ず事業が発展しない
 □・恨みの心は(思い出)は最も暗い心であり自他ともに人生を不幸にする
 □・実力を身につけるには本物に数多く接する(経験)

◆成熟社会の最高の快楽は「サロン」・・・その条件

 □・基本は知的な会話、情感の共有、センスのいい部屋
 □・知的情報、知的刺激であり知的な興奮が必要
 □・新しい知的情報のないメンバーの固定は危機となる (ゲストが必要)
 □・スピーカーの役割が最も重要、新鮮な話題と視点を提供する能力が必要
 □・このメンバーで飲食すれば連想が湧き発言が活発となりひらめきがでる


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2008年04月01日

良書:しぐさと表情の心理分析:工藤力

◆しぐさや表情の働き

 ・しぐさや表情はことばによらないコミニケーションである
 ・日常の人間関係が円滑に営まれるために表情は重要な役割をはたす
 ・相手の気持を読み取ったりする場合にはことばに勝る力がある
 ・自分の気持をキッチリと相手に伝えるために最も大切な働きをしている
 ・顔やしぐさの表情は感情の反応であり、その意味の解釈は万国で共通している
 ・足を引きずったり歩幅が長過ぎたり短過ぎる歩き方は狙われやすい
 ・キョロキョロ ブラブラ歩きは自分からサインを送っているのと同じ

◆姿勢と表情が伝える感情とその心理

 ・「眉タッチ」・・・最も感情がでやすい場所は眉周辺、縦じわ等を隠す動作
 ・「鼻や口に手をやる」・・・相手が何か納得していない反応が多い 見逃してはならない
 ・「腕を組むしぐさ」・・・自己防衛を示す代表的姿勢 
 ・「初めから腕組み」・・・脅威やひけめがあり初めから負けている聞き手に多い
 ・「途中で腕組みをし目線を遠くにやる」・・・その場の話題が脅威を与えた反応
 ・「腰に手をやりひじで三角形の体型」・・・身体を大きく見せ相手を脅すしぐさ
 ・「あごを突き出す」・・・目線の感覚から一段高いところから相手を見下し挑発する心理
 ・「直立不動」・・・左右対称系の姿勢であり緊張の表れ(左右が違った形はくつろいだ姿勢
 ・「相手と同じしぐさ」・・・仲のよい仲間どうしでは姿勢やしぐさが似ている
  姿勢やしぐさが似ていると違和感を少なくし信頼関係が生まれやすい  
  姿勢の模倣行為は心理治療でとても大切な方法である  
 
◆初対面の人に接近するプロテクニック

 □・やさしい笑顔を浮かべる
 □・親しげなそぶりと自信に満ちた態度と話し方
 □・まず相手の外見をほめることからスタート
 □・芸能人やタレントになぞらえ自尊心をくすぐる
 □・相手の関心事や興味を素早くつかむ
 □・時には相手の情けにすがる演技を上手にする
 □・相手の反応を見ながら同情を誘う演技を心得る
 □・話題は巾が広く相手に合わすプロ
 □・視線を頻繁に合わせようとする 目線合わせは好感を引きだす
 □・話を強調したり内容をわかりやすくさせるためにジェスチャーを多く使う


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2008年03月27日

良書:戦略の原理

◆不確実性の中で経営者の戦略的意志決定

 ・生まれたばかりのアイディアは海のものとも山のものとも解らない
 ・顧客像も定まらなければ市場が存在するかも不明である
 ・販売流通の方法も見えてこない
 ・市場は当初小さく拡大に時間がかかる

 ・既存事業と比べ、どう健闘しても利益もスズメの涙程度しか稼げそうもない
 ・これでは現経営陣に支援されることも必要な資源が投入されることもない
 ・この問題の処方箋は「既存の組織と切り離した独立組織」が解決の方法
 ・既存事業を破壊し成功するのは小規模プレイヤーか新規参入企業である

 ・組織に自由裁量権があると「冒険して見よう」と言う気になる
 ・事業多角化の意義は激変する環境のもとで長期的に業績を維持する為である
 ・幾度となく自己変革を重ねてきた文化をもつ企業が最も強いのは当然
 ・目標とする顧客と必要な企業文化を決めるのは企業トップの責任
 
  @ターゲットの顧客はどの地域に住む誰か
  Aどのような製品やサービスを提供すべきか
  B具体的にはどのような戦術が最適か

◆「成功体験」の悪しき副作用

 ・過去の業務プロセス慣行価値観に対する固執と思いこみ(構造の硬直化)
 ・受身思考と時代遅れの社内常識(融通のきかない社内慣行や規範)
 ・経営幹部の問題認識力の欠如と独りよがり
 ・強大な既得権益と社内政治、絶対不可侵の信条や聖域タブーの存在
 ・過去の成功の方程式を捨てることへの抵抗
 ・新しい企業文化や未知への恐怖

◆組織環境の4大構成要素

 @企業文化 ・・・規範や価値観
 A組織の構造・・・組織の構成やしくみ、情報、評価基準、採用等
 Bインセンティブ・・・金銭と無形の報償
 C人材   ・・・個性、能力、スキル

◆組織環境を整える

 ・価値観が重要なのはそれにより取るべき行動が規定されてしまうからだ
 ・普通、人間には自分の信念と相反する情報は受入れない
 ・組織も個人の行動もその企業文化が基本となり行動を決めている
 ・複数の人間が同じ情報を持ちながら行動が異なるのは価値観が異なるため

 ・本来別の個性を持つ人々も同じ環境に放り込まれると同化する
 ・システムの基本的な仕組が個々の行動を規制している
 ・従業員の行動は組織環境に影響され戦略の成否は従業員の行動による
 ・適切な組織環境を構築し望ましい行動を引出すことが成功の鍵となる

 ・環境を改善すれば人々の行動は確実に変化する
 ・一般的に秀逸な戦略は計画と試行錯誤の積み重ねの中から生まれる
 ・試行を成功させるには適切な組織文化と環境を整えることが基本条件
 ・経験から学び学習する組織を生み出す努力が経営者の重要な責務

◆戦略に共鳴する働きかけ

 ・戦略は同意だけでなく共鳴を引出さなくては成功しない
 ・共鳴すれば自分たちの行動様式さえ変え自らが主体的に考え行動する
 ・言われたように動くだけでなく熱意や誠意を持って事に当たる  
 ・このようなコミットメントを引出すには時間がかかるが価値は大変高い 

◆試作品の市場における実施検証の狙い

 ・開発した技術の効果と問題点を確認し改善項目と方法を知る
 ・潜在的利用者のニーズと反応を知る (狙いの市場が存在するか確認)
 ・既存事業との比較とその影響度を見る
 ・顧客の選択基準を明確にし戦略に適する顧客に経営資源を集中する


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2008年03月25日

選書:リーダーの研究:飯塚昭男

◆社長の役割と決断

 ・ビジョン設定をし方向性を明確に示すこと
 ・危機が発生する前に古くなったものを捨て新しい価値を創造する
 ・一業種3社までが生き残れると考えて大胆な構造改革を今決断する

◆社長の度量(自己診断)

 □・現場を積極的に歩き、マイナス情報をよく聞く
 □・ビジョンや夢をよく語り意志決定も早い
 □・取り巻きにはイエスマンが少なく社外ブレーンの声に耳を傾ける
 □・広報のセクションやしマスコミを大切に扱い説明責任が充分
 □・公私混同せず、権力と権威を混同しない
 □・組織や人間に対する理解力が高い

◆組織の活力の要素

 □・トップに戦略性がある
 □・下は上を向いて仕事をしていない
 □・上司は自分のコピーには関心がない
 □・イエスマンが重用されることはない
 □・セクト主義がない
 □・責任の所在がいつも明確である
 □・話しは言い訳から始らない
 □・評価は減点主義でなく加点主義

◆情報の理解と整理の基本的なスタンス(瀬島他)
 
 ・継続性(水面下の動きをいち早くつかむには時系列で観る
 ・事実と希望的な観測や憶測のふるい分け
 ・自分のビジョンや価値観をはっきりさせランダムな情報を取捨選択
 ・常に頭の中を空にしむやみに溜めこまない
 ・理解力を高めるために部分から入らず全体から入る
 ・情報は生もの鮮度が重要である

◆人生いかに生きるべきか3つの視点

 ・何事も自我が大事・・・仕事でも趣味でも自分の考えをしっかり持つ
 ・人間関係の重視・・・家族や友人含めて頼りになる信頼関係を構築すること
 ・目標を立て挑戦・・・仕事も余暇も目標を立て挑戦を続ける、目標のない人生はそれで終わり


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2008年03月20日

良書:笑いの治癒力(続):アレン・クライン 

◆人生は短期で見れば悲劇、ロングでは喜劇

 ・人生を軽やかに生きるにはあるがままを受け入れた生き方が大切だ
 ・状況により様子を見ると言う生き方は時に大きな問題を解消させる
 ・状況が解らずこうあるべきだと決め付けてしまうと視野が狭くなる
 ・怒りやいらだちの時は凍結した道を車で走っている行為に等しい
 ・「完璧な人間はいない・・・」、が人間関係の出発点である

 ・人生は理想の通りにいくことが殆どない従ってあまり深刻に考えることはない
 ・どん底まで追い詰められた体験は価値ある人生を知り人生の充足感を得る
 ・問題を抱えながらあまり深刻にならず生きるには毎日大変な努力がいる
 ・悲しみ早く乗り越えないと自分をすり減らし健康を損なう
 ・困難な仕事や事態もそこからゲームを創り出すとその時から遊びに変わる

 ・人は自分が使う言葉で気分は変わる「言葉はイメージ」
   「暗くなる言葉」・・・不安、不愉快、涙、絶望、失敗、暗い、大変、最低、心配
   「明るくなる言葉」・・・面白い、夢、希望、笑い、喜び、貢献、陽気、積極的、元気、

◆ほほえみの心理学的効果

 ・顔の表情は感情を左右する重要な要素である
 ・人は微笑むことによって生命エネルギーを与えられる
 ・笑顔は脳に蓄えられたよい記憶を引き出し気分を明るくする
 ・ほほえみは温かい気持でいることの表現である
 ・しかめっ面は嫌なことを思い出していることが多い

◆ユーモアは生き抜く知恵

 ・自分の体験を話し他人が共に笑ってくれる話題はとっても大切である
 ・辛いこと恥かしかった事を笑ってしまうとその体験は毒が抜け知恵になる
 ・自分を笑うことはその状況を他人にも認めさせ自尊心を高め信頼を高める
 ・自分を卑下する行為は自尊心が傷つき、まわりの人も不愉快にさせる

 ・自分のつらい境遇を笑うことを学び幾度も苦しみを乗り越えたのがユダヤ人の知恵

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2008年03月18日

良書:笑いの治癒力:アレン・クライン 

◆「笑いは体内のジョギング」笑うことの心理効果

 ・笑うと明るい気分となり元気と勇気が湧いてくる
 ・とほうもない状況に力を与え、苦しみ以外のことに目を向けさせる
 ・医療現場では病を癒し喪失感を埋め、正気を保っていく重要な働き
 ・困難の中に何らかのユーモアが発見できれば事態は乗越えられる
 ・逆境を笑うことが出来る人はその時すでに逆境を超越している

◆ユーモアの効果とセンスを磨く
 
 ・ユーモアは心と体のビタミン剤
 ・ユーモアは苦しい時に役立つ道具
 ・ユーモアはストレスを緩和する:楽しい考えにふける
 ・ユーモアは視野を広げる:すこし遠くから事態を眺める
 ・ユーモア精神のない人はスプリングのない荷車と同じ
 ・自分の人生や苦境を生かし冗談でないユーモアのセンスを磨く
 ・冗談は個人的な批判や自尊心を傷つけ易いので注意が必要
 ・適切な内容をタイミングよく気の聞いた言い方で話す
 ・例えば悪い知らせを先に言いそれをよい知らせに変える
 ・ユーモアは人生の皮肉を見つける、それがどう始りどう終わったかの物語

◆感情の制御と健康

 ・世の中の出来事は制御できないがそれをどう見るかは気持しだい
 ・個人の「感情、思考、生きる姿勢」等が精神と体の健康に深く関係している
 ・暗いひねくれた人は明るい人生観の人より心臓発作を起こしやすい
 ・恐怖、怒り、敵意、いらだちは心臓発作に最もつながりやすい感情
 ・腹の底からの大笑は主要な臓器が刺激を受け病気に対する抵抗力が高まる
 ・泣くことは圧力がかかった時に人体が緊張を緩和する最良の方法
 ・苦しみや悲しみで泣き続けることは健全な態度でなくなる
 ・涙を抑えつけると生涯その影響が残り心身の健康に害がおよぶ
 ・悲惨なできごとばかりに気を取られて気分が落込めば健康を損なう
 ・心の姿勢を変えるには「肯定的断言」と「視覚化」が大切
 ・私達は何色もの眼鏡をかけて生きているがバラ色の眼鏡は人生を明るくする

             次回に続く

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2008年03月13日

良書:コーチングマネジメント(続)

◆コーチングの基本フローとステップ

  @現状の明確化 (何がどうなっているか現状の事実を把握)
  A望ましい状態の明確化(自分の心の目標をはっきりイメージ化)
  B現状と望ましい状態の差異の理由と背景の発見
  C行動計画の立案
  Dフォーローと反省


 参考・・・上記ステップは仕事の改善手順やケプナー・トリゴーの問題解決手法と全く同じ

◆質問のポイント

 ・「なぜ」と言う質問は相手を萎縮させ創造的で積極的な行動を奪う
 ・「何が」は問題の奥にある潜在的な問題をはっきりさせる問いかけ
 ・「どうしたら」はアイディアを発展させることば
 ・成果を得るには目標イメージの明確化(ビジュアル化)が必要
  (参考・・・1枚の絵を伝えるには1000語の言葉が必要)

◆チャンクアップとチャンクダウン(塊をつくる塊をほぐす)

 ・具体的な行動には塊をほぐすチャンクダウンが不可欠である
 ・全体のイメージを知るには個々の思いを塊にするチャンクアップが必要
 ・塊(チャンク)の大きさはビッグ、ミドル、スモ−ルとレベルがある

◆自らの行動や考え方をバージョンUPする訓練

 ・性格やパフォーマンスは変えることが出来ないがものの見方は変えられる
 ・物事を肯定的な見方をすることで人は影響を受ける(否定は影響は受けない)
 ・偏りのない判断は常に3つ以上の選択肢を準備し選択する
 ・人はその役になりきること(演出)で高いパーフォーマンスを発揮できる
 ・可能な限り自分の感情を制御し、他人の感情を扱う
  (自分の感情を制御してできない人は他人の感情を扱うことができない)

◆自分のエネルギーを目標に集中させるには

 ・自分の価値観をハッキリさせる
 ・やろうと思っているのにやれていないことを先ず完了させる
 ・「私」ではなく「私たち」と言う視点で人と関わる
 ・物事を楽観的に捉える

◆優れたコーチ型マネージャーの特長 ( )は従来の管理型

 ・結果とプロセスに部下と関わる (結果がすべて)
 ・部下が自発的に動けるようにサポート (行動を制限し許可承認)
 ・安心してリスクに挑める環境をつくる (リスクを恐れる環境)
 ・部下の強みに焦点を当てる (弱みや欠点に焦点をあてる)
 ・部下の努力や成長を重視  (部下の失敗や過ちを指摘)
 ・個々のやり方強みを認める (画一的、一方的なやり方で統制)
 ・部下が問題を解決できるようサポート (すべて自分が指示、命令)
 ・コミニケーションは話しの真意を汲み取る (話しを表面的に聞くのみ)

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2008年03月11日

良書:コーチングマネジメント

◆はじめに 

 人はどのような動機で行動を起こすのか。また、どのような条件が揃えば行動を変えるのか。この問題は組織と個人に向けられた最大のテーマに他ならない。コーチング技術はこの永遠の課題に少しでも迫る技術である。必要なことは何をすべきかではなく、どうしたらそれができるかであり、教えるのではなく『自発的な行動を促すコミニケーション』がコーチングのスキルである

◆コーチングのイメージ

 ・人前でうまく話せることや説得が重要と言われた時代は変わった
 ・相手の話しを促進するのがコーチの仕事
 ・今日のマネージャーのプロは創造性や自発性引き出す
 ・コーティングは一対一で胸襟を開いて話し合うことが基本条件である
 ・やる気を起こすための環境を整えることに注意を向ける
 ・教えるのでなく質問し、共に考え歩む

◆マネージャーの犯しがちな誤り「フィンランド症候群」

 ・治療上の過保護と生体の他律的な管理は健康を守ることにならない
 ・人にとって管理されすぎて自発性を奪われることは最大の害である
 ・マネージャーが習得すべきは管理や放任でなく任せる技術である
 ・放任はフォローもフィードバックもしないことであり部下は成長の機会をなくす
 ・「人はそれぞれ違う」と言う原則を忘れ、部下を管理しすぎて自発性を奪う
 ・効果的な質問ができず信頼関係を築くすべを知らない
 ・関心を持ち、適切な会話を行い、必要以上の管理をはずせば自発的な行動を促す
 
◆コミニケーションの本質

 ・一般的に思いを正しく伝えることは非常に難しい
 ・殆どの生物は自分の内側の情報を一度外に出さないと認識しない 
 ・自分の考えを確認するために人は話を聞いてくれる相手を求める
 ・ことばにアウトプットすることで自分のアイディアを認識する
 ・何もしてくれなくていいただ私の話を聞いてほしい
 ・世の中には話し手ばかりが多くよい聞き手は滅多にいない
 ・コミニケーションの主体は聞き手側にある
 
◆コミニケーションで内容の伝達率(ミレービアンの法則)

 ・ことばそのもの 7%
 ・話し方    38%(語調の強さ、口調、言葉の使い方、沈黙)
 ・姿勢、表情等 55%(ジェスチャーは話し手のもの)

 情報は身体全体で発信しないと伝わらない。内容が具体化された自分の目標やイメージでなければ意味は伝わらないと言う事である。


   このレポートは次回に続く

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2008年03月06日

マネジメントの正体(続):スティーブンP・ロビンズ  

◆男女間のコミニケーション

 ・男女間のコミニケーションは「親密さと独立」と言う相反するニーズを同時に扱う
 ・男性は「自分の独立や地位を強調する」ための話が中心となる
 ・女性は「つながりや親密さをつくる」ための会話がベースになる
 ・男性は悩みを聞くと解決策を示し独立と支配を主張しようとする
 ・女性の悩みは「さらに親密に…」と言う動機であり、解決策を求めていない

◆有能なチームをつくる鍵「リーダーの役割」

 ・チームの目的の共有する人を選択すること(価値観が同じ)
 ・リーダは問題を見極め評価し意志決定できるすぐれた能力を持つ人
 ・チーム員は夫々が固有の専門技術や知識を持っていること(貢献)
 ・リーダは話しを聞き対立を解消する対人能力に優れた人
 ・職務権限として様々なスキルや適切な資源を利用する自由を与える
 ・貢献に対する評価と報酬を明確にし公平に行う

◆優れたチーム員の素質「自主管理」

 ・自立しており管理されなくても自己管理ができる
 ・自分のこと以外の理想や目標にコミットしている
 ・能力を高め最大の効果を得るために集中して努力する態度
 ・勇気があり正直で信頼できる、自分のミスを認めることも恐れず
 ・倫理の基準が高く自分の頭できちんと考える知恵と判断力を持つ

◆グループを活性化させる前向きな衝突の条件

 ・グループやメンバーの文化に多様性があると創造性が高まる
 ・仕事のプロセスや任務に関する衝突はよい結果をもたらすことが多い
 ・前向きな意見の衝突は問題をより明らかにしメンバーを刺激する
 ・少数派の意見が検討の場に乗せられると意志決定の質が高まる
 ・集団志向はチームの質を偏らせ保守的となり低下させる
 ・人間関係の衝突はグループや組織に非生産的な結果をもたらす

◆生産性を高める職務設計の原則

 ・職務を垂直にし責任と自己管理の権限を与えオーナー意識を育む
 ・仕事の単位を細分化するのでなく大きな塊とする
 ・多様な職務と多くのスキルを発揮する場を与える
 ・担当者が顧客や自社の幹部と直接話し合えるしくみにしておく
 ・顧客から得た直接情報を確実にフィードバックする
 
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2008年03月04日

良書:マネジメントの正体:スティーブンP・ロビンズ  

◆人の見方と性格

 ・人は過去の行動を見れば将来の行動が一番よく予想できる
 ・明るいとか積極的と言った性格はもって生まれた部分が大きい
 ・どの程度、前向きになれるかはおよそ80%が遺伝子による
 ・誠実な人は信頼・計画性・几帳面・勤勉・忍耐・達成志向を重視

◆すぐれた個性、性格を構成する5つの基本要素

 □・積極的な社交性
 □・人当たりのよさ(人を信頼し協力的)
 □・誠実さ(責任感の強さ)
 □・情緒の安定性 (落着きと自信がある)
 □・新しい経験を自ら求める積極性)

◆組織文化と生産性

 ・企業の成功や失敗の大部分はリーダーの影響が及ばない要因による
 ・組織文化とは構成員の大多数が共有する価値観である
 ・登用はよくても悪くても組織文化との適合性で評価し選択される
 ・生産性の高い従業員が充実感を抱くがその逆はない
 ・人は自分の個性に合った職場に配属された時最も充実感を持つ

◆リーダーシップの本質は信頼

 ・信頼には「正直さ」が最も大切である
 ・人は正直でない人や自分は利用されると思う人に従うことはない
 ・信頼してくれない人を導くことは不可能である
 ・信頼するリーダーなら部下はその人の思考や行動を受け入れる
 ・自分の利権が信頼した人に利用されることはないと確信している
 ・言葉と行動にズレがある時、人は行動に重きを置く
 ・言葉と行動の不一致は信頼関係を築く上で最も悪い影響を与える
 ・信頼される有能なリーダーの共通点は次の7項目である
  「知性」「一貫性」「決断」「表現」「勤勉」「積極性」「社交性」

◆信頼関係を育む7つの要素

 □・決定した事は必ずその根拠(動機)と基準を明確にして開示する
 □・評価は客観的かつ公正に行う
 □・事実と共に自分の気持を伝える
 □・真実を告げ誠実さを実証する
 □・自分の基本的な価値観に沿って一貫性を守る
 □・秘密や約束を守り頼れる存在になる


  このレポートは次回(木曜)に続く・・・主な項目は下記の通りです

 ◆男女間のコミニケーション
 ◆有能なチームをつくる鍵
 ◆優れたチーム員の素質
 ◆グループを活性化させる生産的な衝突の条件
 ◆潜在的な生産性を高める職務設計の要素


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2008年02月28日

良書:組織の知性を高める7つの条件:カール・アルブレヒト

◆組織の業績と知性

 ・企業の業績は人間の頭脳の働き、士気、献身などに大きく左右される
 ・人々の知力を高め結集する方法を考えない限り高業績を実現する方法はない
 ・組織の風土に合った方法で際限なく集団の知性を高める方法が存続の要である

◆CEOの2大役割(エドソンのことば)

 @・多くの国の最優先課題はいかに人材の能力を伸ばすかと言うこと です
 A・教育の水準を上げなければ国の経済発展はありえません
 B・国の経済が発展成長しなければ働き口は増えません
 C・そして職がなければ世の中は安定せず国は乱れる
 D・この意味でCEOは経営の舵取りと社員教育の責任が最も大事なことなのです

◆組織活力を阻害する負のエネルギー  

 □・トップが目標や戦略・課題などに腰を据えて考えず取組まず
 □・経営者に能力や分別が足りず足並みが揃わない
 □・人員削減や事業縮小が続いた結果適応能力のない人のみが残った
 □・序列が徹底され身分制度や縄張り意識が強い組織の風土
 □・部門間が対立し協調性が悪く組織間の壁ができている

 □・幹部や人事権を握る管理者が指示と命令(恐怖)で人を動かす
 □・不安と恐怖に覆われた環境のために組織の一体感は全く育たず
 □・過去の栄光にいつまでもしがみつき現実を直視できない
 □・不満を抱く従業員の事実と異なる情報とリーダーの誤った判断
 □・健康に自信があるトップがいつまでもトップの座を明渡さない

 □・トップの言行に一貫性がなく支離滅裂のため成員の戸惑いと混乱
 □・複雑かつ細分化された組織と煩わしい手続きや制度 
 □・親方日の丸、自分の部門のことしか考えず危機感がない管理者
 □・トップがワンマンのため指示待ち人間の集団で考える習慣がない
 □・成果を上げるため全社の利益を犠牲にしてでも自部門の収益を上げる   

◆思考力を伸ばすパワースキルとは   

□・柔軟な精神(あいまいさを許容できるゆとり)
□・新しい情報を受け入れようとする姿勢(アイディアを生み出す力)□・体系的に考える力 
□・プラス思考、ユーモアのセンス、知的な冒険心
□・豊かな情緒「心の知能指数(EQ)」と大勢に流されない気骨

◆サービス業のチームの賢さを測定する項目

□・ルールや人間関係でムダな時間や労力がなく主体業務没頭できる
□・ミスが発生したとき修正の機能が備わっている
□・例外、想定外の要請に対処できる柔軟性
□・深刻な失敗で顧客の信頼を損なう事態にもリカバリーが効く
□・時々の機転で顧客にプラスの価値を提供できる


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2008年02月26日

選書:ユダヤ5000年の知恵:ラビ・M・トケイヤー 

 ユダヤ民族を5000年に渡り支えた生活規範「タムルード」(聖典)の教え

◆ラビの大僧正ヒレルのことば(キリストは彼の言葉を一部引用)

 ・よいことをするには急ぐことだ(善は急げ)
 ・相手の対場に立たないで人を判断してはいけない
 ・学ぼうとする生徒は恥ずかしがってはいけない
 ・忍耐力のない人間は教師(指導者)になれない
 ・周囲に傑出した人がいなければ自分がならなければいけない
 ・今それをしなかったらいつできる日があるのか:直ぐ実行
 ・人生最上の目的は平和を愛し平和をもたらすこと:怒りの制御を
 ・自分のことだけを考えている人間である資格すらない

◆自己啓発のことば

 ・自分を知ることが最大の知恵である(汝自身を知る)
 ・記憶を増進する最もよい薬は感服すること(感動と感激)
 ・人間には口が一つで耳が二つあるのは話すより聞くことを2倍に
 ・正しい者は自分の欲望を制御し正しくない者は欲望に支配される
 ・老化を早める4つの原因「恐れ、怒り、悪妻、絶望」
 ・嘘つきに与えられる最大の罰は真実を語っても誰も信じないということ
 ・一日勉強しなければそれを取り戻すのに2日かかる

◆人の評価と選択

 ・強い人とは自分の欲を抑えられる人、豊かな人とは満足できる人
 ・真実は重いものだから強い人でなければ運べない
 ・人を賛美できる人こそ本当の誉れ高き人である
 ・お金の使い方、酒の飲み方、忍耐強さ・・・この三点で人が評価できる
 ・妻を選ぶ時は階段を一歩降り友を選ぶ時は一歩上がる
 ・友が怒っている時や悲しんでいる時に慰めるな
 ・女性は男性より勘がよく情に厚いが不合理な信仰に弱い
 ・酒は一杯飲むのは非常にいいが二杯になると品位を下げる

◆賢人になるコミニケーションの条件

 □・自分より賢い人がいるときは沈黙
 □・話の腰を折らない
 □・常に的を得た質問
 □・先ずしなければならないことから手をつける(優先順位)
 □・真実を重視し自分が知らない時はそれを認める


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