2008年04月22日

選書:仕事と経営の極意:村上氏

◆パラダイムの概念と経営者の役目
   
 ・ある時代における特定組織や社会の支配的なものの見方や考え方(広辞苑)
 ・特定の国家や社会、組織が根底に抱いている最も基本的な考え方やり方
 ・統一された信念の体系であり組織や共同体においてそれを通して見るレンズ
 ・例えば「価値観・女性観・倫理・ビジョン・基準・ルール・制度・規範・見本等…」
 ・あるパラダイムの中では、ほかのパラダイムを創造することさえ難しい:スミス

 ・不安定で激動の時代はパラダイムシフト(変化)が起きているためである
 ・企業の栄枯盛衰や成果の良否はパラダイムシフトにどう適応してきたかで決まる
 ・生活や経営の破綻の多くがパラダイムシフトの不適応からきている
 ・経営の本質はパラダイムの変化に適応しその機会を生かすことである
 ・パラダイムそのものを創造、開拓、活用していく営みが経営者の役割である

■パラダイム変化への対応は自己組織化

 ・人間や社会や組織は本来複雑系の組織である
 ・現在の組織はマニュアルや上からの命令で仕事をする単純強制型の組織
 ・強制型の組織と人は柔軟性が欠け応用行動や異常事態には全く機能しない
 ・複雑系世界の代表的な組織の形態が「自己組織化の概念」である
 ・自己組織化とは混沌とした中から自律的にある秩序が形成されていくこと

 ・混沌とした中から生まれる秩序は柔軟性に優れ応用行動や異常事態に適応できる
 ・自己組織化は「あるきっかけ」に反応する形で進展していくものである
 ・管理者が意識的に「きっかけ言動や気づきで働きかける」ことから自己組織化が進む 
 ・例えば一人が明るく大きな声で挨拶を始めた…それが明るい職場に向かう
 ・自己組織化を実現させるためには組織の壁を打破することは絶対条件となる

◆パラダイムシフト発生の事例
 
 ・製造・・・まとめて多く作るから「必要なものを必要な量のみ」
 ・思想・・・単純系から「生体系、複雑系」
 ・政治・・・規制強化から「規制緩和」
 ・管理・・・指示命令から主体性の発揮、自己判断、自己責任へ
 ・組織・・・ピラミッド階層型の強制組織から自己組織化
 ・人口・・・ピラミッド社会から超高齢化社会へ
 ・経営・・・取締役制度から執行役員
 ・成長・・・協働チームワークの生産性から個人の突出創造性
 ・情報・・・会議スタイルからインターネット
 ・経済・・・インフレ経済からデフレ経済へ


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posted by TMS:ふじわら塾 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業と組織運営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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