2008年05月15日

良書:すべては脳からはじまる:茂木健一郎

◆まえがきから

脳を理解することはすなわち人間を理解することである。私達の喜びも哀しみも全ては脳と言う劇場を舞台にしてはじまる・・・。今日に於いて、脳を生かして生きる最良の方法は自分の脳の中に息づく多様性を慈しみ、世界にあふれている多様性を抱きしめることである。

◆ことば「笑い」の心理

 ・緊張をほぐすために笑って見せたのが笑いが生まれた理由である
 ・危険に見えて実は安全と言う時に人は笑いを誘うのである
 ・心から笑うことができるのはそこが心理的な安全地帯であるであるからだ
 ・心からの笑いは一種の贅沢でさえある

◆脳回路と記憶

 ・音楽鑑賞という高尚な欲望と美食を求める低俗な欲望が同じ脳回路で処理される
 ・酒やタバコという嗜好品の欲望と美術や哲学といった教養はと同じ回路である
 ・脳は貯えた記憶の関連性を結び常に活性化した記憶を編集し続けている
 ・記憶力で大切な事は正確さより記憶を整理し編集し生きる知恵を見出すこと
 ・脳に蓄積された情報は簡単に消えないが適切な刺激を与えないと蘇らない
 ・なつかしさは膨大な情報の中から刺激により再活性化された意識と感情である
 ・たとえば生家の柱の傷を見て幼少のころの生活を思い出すことなど
 ・創造性とは編集の過程で経験し蓄積された新たな組合せで生じる現象である
 ・高齢者のインターネットは本人の記憶や潜在力を伸ばすのに適している

◆遺伝子に頼るよりプラス思考と行動が大事

 ・弱点を抱えた人がそれを克服し余人には及ばない成果を出す人がいる
 ・これは明らかに脳がプラス思考で働いたためである
 
 ・脳は情報が音声だけであると状況を上手く理解できないが視覚は一目瞭然
 ・とりあえず行動することによって次に何をすべきかが見え脳が判断する
 ・知能に対する遺伝の影響はほぼ50%で後の半分は環境と本人の努力次第
 ・遺伝子によって行動のほとんどが決まるのは昆虫や下等動物
 ・人間は下等動物と異なりこれで終りと言うのではなく学び続けるのが特徴だ
 ・脳は見えないものあると、かえって創造をかきたてられ見たい欲望がつのる
 ・名作は洋の東西を問わず何か重大なことを隠しているという印象を与える
 ・顔立ちは才能の一部である、魅力的な女性と目が合うと脳が活性化する


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 このレポートは次回に続くキーワードは
   ◆脳は快楽主義である他

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posted by TMS:ふじわら塾 at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間理解心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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