2008年05月22日

良書:モノづくりのこころ:常盤元会長(花王)

◆経営の質を高める「選択と集中」その心構え

 ・企業は存在する限り個性がないと意味がない(人間と同じように)
 ・企業が独自性を発揮するにはトップの選択と集中が欠かせない
 ・ものごとの決断とは「カットオフ」切り離す切捨てると言うこと
 ・何かを選択し集中すると言うことは簡単ではないが何かを捨てる事
 ・捨てる決心ができなければ選択と集中も不可能である
 ・いろんな事情で捨てることができない時はせめて思い切った強弱をつける
 ・組織に揺らぎを起こすために異質の人材を積極的に受け容れることも大事

◆差別化と個性

 ・経営にとって「差別化に最も有効なのが技術である
 ・科学に目的をもたせるのが技術であり技術が製品やサービスを育む源
 ・技術者は専門技術と経営戦略の融合ができる能力をつける
 ・専門分野にいながら全体のことを考えて仕事ができる視野の広さ
 ・個人には個性があり自分自身になりきることで明日が開ける
 ・分相応とは個性を生かした生き方このこと
 ・自らの個性に即して主体的な人生を生きる

◆漢方による病気とらえ方

 ・病気は人体のシステムの乱れである
 ・システムを治せば病気は自然に治癒する
 ・漢方では病気と言う部分ではなく、病人と言う全体に焦点をあてる
 ・西洋医学の考え方は病気の患部をとらえそれを取り除き正常にする
   (まるで機械の部品を交換するように・・・)

◆自然と道理に学ぶ:高橋教授の「易に学ぶ」

 ・物事には必ず兆しがある「兆しやキッカケ」を大切にすれば事はうまく運ぶ
 ・あるべき自然に逆らった不自然は過ちと悪への道である
 ・道理にかなった行いが善であり外れたら直ちに改めるべし 
 ・善悪も小さな事から始まって成功と敗北に分かれていく
 ・ものごとは微細の積み重ねである 

◆易経の三大示唆「変易・不易・簡易」

 ・変易・・・変わること
 ・不易・・・変わらないこと
 ・簡易・・・簡単明瞭なこと


◆熟達(型ができる)に至るまでの時間:波多野心理学者

 ・選択と集中の結果である「型」とは本質を抽出したエッセンスである
 ・「型とは誰でもその通りにやれば上達できる」という普遍性を含んだノウハウ
 ・そのヒトの型ができるには5000から10000時間の訓練が必要である
 ・1500時間のレベルは素人ではかなり上手な方と言う表現である
 ・500時間程度は初心者の段階と言われる
 ・熟達にはデーター化されにくい暗黙知を学び取る必要がある
 ・暗黙知を学ぶにはヒトの温もり仲間意識が非常に大切である
 ・価値観が共有され距離感のない親近感がとても大事である
 ・ヒトのもつ愛、信頼、気と言ったものが大きなエネルギー源となる
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posted by TMS:ふじわら塾 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営能力の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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