◆勇気の修養は正義に基礎を置くこと
・臆病な人はたいてい神経質な人が多い
・神経質であるから気転が利き小利口であるように見える
・勇気ある人は一般的に無神経かと思われる人に多い
・勇気の修養には「恐怖心、困難、苦痛」に対する克服が必要である
・勇気を鼓舞するには偉人の伝記や正義に関する読書の力が大きい
・勇気には進むばかりでなく退いて守る勇気も必要である
・継続し一事に通ずれば万事に効く、臆病者も熟達により大胆になる
◆克己の工夫
・克己とは普通自分の悪いところに勝つという意味である
・克己の程度を判断するのは常識の力この常識力向上が何よりも大切
・行いの背景や動機を正しく認識すれば克己のレベルは必ず上がる
・人の行為を促す4つの動機とは「色情、名誉、権力、利益」を言う
◆貯蓄の意義と要素
・貯蓄には「金銭、体力、知識、精神、徳」の5つがある
・後日のために予め貯蓄に励む人は、大変頭脳の進歩した者である
・貯蓄心ある者は皆善良の人で耐え忍ぶ力が備わっている
・子供は知能が未発達のため今日、明日と言う区別が解らない
・野蛮人は余裕も無ければ貯蓄もなくその日くらしである
・知能が発達するほど時間と空間に対する理解が広く深くなる
◆順境と逆境の心得
「順境の人の警戒すべき危険」
・人に誉められたりすると得意になり傲慢になりやすい
・自ら安ずる考えが起こりその職を怠る
・順境に達したる後は関係者の恩を忘れやすい
・権利があるかのごとくわがまま勝手を言い出し不平をもらしやすい
・調子に乗り、しなくてもよいことまで行なう
「逆境者の受けやすい危険」
・ヤケになり一生を不幸に過ごす過ちを犯しやすい
・ヤケは短慮の人に多く遠く、大きな目標のある人はヤケにならない
・狭少の心を持つ人は善をうらやみやすい
・天と他人と自分を怨み、同情心を失い、自分の心に傷を受けやすい
逆境の過ごし方生かしかた
・逆境は自他に対する試金石 艱難を克服する修養である
・逆境の時は退いて冷静に思慮する
・逆境の時は「もう少しで超えられるのだ」と思って進むがよい
・逆境の心境を親友に打ち明け、その理由を己に反省する
・「同情」「感謝」「寛容」と言った本当の人間味が身につく
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